世田谷区のある一角に、シルバーの高い壁で囲まれた工事現場があります。

解体物件の路面側にある標識には、「石綿の使用有り」との記載があります。

今回は、アスベスト物件の解体風景です。

ギッチリとした隙間のない防音・防塵用の囲いです。
路面部には、解体工事の標識があります。(詳細は、下記参照)

シルバーの金属囲いの隙間にはスポンジ状の詰め物があり、アスベストの飛散には気を使っている様子が伺えます。
ここまで、きっちりやらないといけないのですね。
標識(第1号様式(第5条関係))の内容です。
『解体工事のお知らせ』
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・ 敷地の所在地
・ 解体建築物等の概要
・ 事業主(工事発注者)
・ 石綿(吹き付け・保湿材)の使用状況 ⇒ 有
・ 工期 ⇒ 約2ヶ月
・ 標識設置年月日
・ 問い合わせ先
・ 文言 ⇒ 「この標識は、世田谷区建築物等の解体工事等の事前周知に関する指導要請第5条第1項のきていにより設置したものです。」
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さらには、「石綿(アスベスト)除去作業に関するお知らせ」↑です。
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・ 記載事項1 ⇒ 「当現場では、石綿(アスベスト)関係法令に基づく届出をし、適切な石綿のばく露防止及び石綿粉じんの飛散防止対策を行っております。
・ 関係法令 ⇒ 石綿障害予防規則、大気汚染防止法、東京都環境確保条例
・ 防止措置の概要 ⇒
1. 作業場をポリフィルムで区画し(床及び壁をポリフィルムで養生)場内に換気措置(HEPAフィルター付き)を設置し、粉じん飛散防止をはかる。
2. 石綿除去前に粉じん抑制剤、除去後に粉じん防止剤を噴霧し粉じん飛散防止をはかる。
3. 作業員は保護服、防護マスクを完全着用し、ばく露防止をはかる。
4. 除去作業中、立入禁止看板を掲示し、他の作業者のばく露防止をはかる。
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周辺への飛散防止対策、作業者へのばく露防止対策など、オーナーはこれだけのリスクに対して責任をもって業者に委託をしているのですね。
特に、RCの中古マンションを購入する場合は、普通の解体でもRCのコストは高いのですが、アスベスト使用有りの物件では上記のように徹底した対策が必要であり、それだけコストはかさむものですから、それだけの『覚悟』をもって物件の取得・維持・解体をしなければなりません。
RCの中古物権を取得する前には、上記の『第1号様式(第5条関係)』については、一度目を通しておくべきだと思います。
現実のリスクに目をそむけないでください。
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