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NRI未来創発フォーラムとR.A.フェルドマン

NRI主催の『未来創発フォーラム2007』に参加してきました。

===
と、本題に入る前に。
『おめでとうございます』、今日は引渡しのアパートがありました。

初めの一歩 ⇒ 創造 ⇒ 選択 ⇒ 決断 ⇒ 土地売買の苦労 
⇒ 待ちの建築期間 ⇒ そして、竣工前の満室(全入居者確定) 
⇒ 竣工・引渡し(結果が出ましたね)

多くの苦労があったことと思います。その上で満室を達成したのですね。
これからの満室経営を応援します。

===
さて、本題です。
フォーラム: 『未来創発フォーラム2007』 -東京-
タイトル: 「変わりゆく世界、進みゆく日本。」
サブタイトル: 2010年の日本-「競争」、そして「共生」を考える
主催: NRI (=野村総合研究所)
開場: 東京国際フォーラムA
参加者: 2,300人
20071029NRI1TokyoForum.jpg
 参加目的は、『野村総研が予測した2010年の日本についてのレポート』
と、『ロバート・アラン・フェルドマンさん』でした。

レポートの結論は、『自立(自己責任)』と『変化の時代』。
パネルディスカッションでは『日本は、<<東京>>次第』
といったところでしょうか?

R.A.フェルドマンさんは、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで
有名ですが、番組での様子と変わりなく、物腰が柔らかく、丁寧に日本語を
使い、やさしい(分かりやすい)説明でした。
[全員がネクタイの中、一人だけ蝶ネクタイで、小洒落ていましたね。]

「プログラム」と各テーマで印象的だった「キーワード」は、以下です。

【冒頭の挨拶】が、NRI社長 藤沼彰久さん
・2010年を予測する上での悪材料は「国の借金」、「地方の疲弊」、
「少子高齢化」

・良い材料は「企業の体質改善・生産性UP」、「元気な地方もあること」

・野村総研の紹介として「ユビキタス技術社会でのナビゲーション
&ソリューション」を行える会社。

・今までは「企業の時代」で従業員が大半だった。
これからは『起業の時代』。
それは多くの情報を簡単に集めることが出来るようになったから。

・起業者は『自己責任意識』がないとやっていけない。

・「情報と起業の時代」では、世の中における自己の立ち位置の認識と
立ち位置を有利なものにしておくことが大切。


【講演1】『変わりゆく世界と「国際共生力」』 NRI理事長 村上輝康さん
・ハーマン・カーン著『紀元2000年』の中での可視化。1968年の予測で
1990年代に日本GNPが米国を抜くことを予測し、同じ計算式で2015年に
日本GDPは中国に抜かれ、2030年にインドに抜かれることになるといえる。

・『メガグロウス』=BRICS+その類似周辺国の計20カ国(メキシコ

・インドネシア・アルゼンチン等)経済成長が確実で期待できる。

・アカデミー賞の『不確実な真実』とそれにより、ノーベル平和賞を
受賞した『アル・ゴア氏』を事例とし、『環境問題』が最大の課題となり、
日本がアピールできる最後のチャンスが『北海道洞爺湖サミット』に
なるかもしれない、大イベント。

・以上のまとめとして現代は『変化』の時代。模倣でもなく、改良でもなく、
『創造』が求められる。

・『変化の時代』では、自助努力で差がつく。


【講演2】「金融大国になれるかニッポン」
   モルガンスタンレー証券 ロバート.アラン.フェルドマンさん
・投資/経済への『勉強をすること』は基本中の基本。

・日本人は『自己責任能力』がないどころか、投資への理解が足りない、
とても危険。「投資免許の導入も」(しかし、米国でも危険が多い、
「アリゾナの高級住宅を5軒、頭金無しで買う人もいる」これは自動車無免許
と同様で危なすぎること。)

・『日本のシステム』は世界基準に対応していない。『ブラック・ベリー』
(カナダ発のいわゆるスマートフォン、PDAのようなもの)
2006年にNTTドコモが日本語版を発売しとても使いやすいが、海外版との
互換性が悪すぎる。

・産業構造の変化に伴い成長するのは、『IT・機械・建設・R&D・資源探査
・サービス業』。

・日本がやらなければいけないことNO.1は『全ての稼働率を上げること
(土地も)』。

・英語力が足りないし、そして、国際的に活躍できる人が足りない。

<パネルディスカッション>
これも面白かったのですが、今日はもう遅いので後日にします。

また、上記は講演内容の概要・キーワードのみだったので、その目的
・経緯・予測・理由についても、
機会を持って、説明できると良いと思います。

さらに、『NRI未来年表2007-2020』も面白いのでブログにします。

今日のところは、速報として、備忘録として、ブログにしてみました。

[キーワードだけを見ても起業の素(スパイス?)がありますよね。]

[アパート投資でも、不動産賃貸業としてでも有益でした。]

[結果は利益・損益対照表・バランスシートで現れるでしょうけどね。]
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プロフィール

大長伸吉

Author:大長伸吉
アパート経営アドバイザーの
大長伸吉です。
2003年に投資マンション1室を購入し、不自由さを実感
2004年に中古アパートを購入し、空室と修繕の苦労を実感
2006年に初めて王道型アパートを世田谷区に新築し、ようやく落ち着いた大家を実感
2007年に北関東にて2棟目の王道型アパートを新築後、企業を退職し、現役大家さん・未来の大家さん(サラリーマン)のサポートを心がけ、サラリーマン大家サポーターズとして活動開始
2008年東京都下でS型王道アパートを1棟竣工
2008年サラリーマン大家の「クズ土地」アパート経営術(日本実業出版社)を出版
2012年あなたにもできる!サラリーマン大家入門
王道アパート経営で「マイ年金」づくり(カナリア書房)を出版
2013年サラリーマン大家の教科書(Apple電子書籍)を出版
サラリーマン大家サポーターズ代表
アパート大家
宅地建物取引主任者
貸金業務取引主任者
ファイナンシャルプランナー
ランガルハウス株式会社代表
アパート投資の王道メンバー
専門家Profileメンバー
マネーの達人
Column Latte専門家
マイベストプロメンバー
セミナー受講者数2051人
相談回数2012回
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